草打ち1,000本素振り
以前から言っていた私のお勧め素振りの

空中草打ち1,000本素振りを紹介します

フォローはなんと言ってもフィニッシュまでの「振り抜き」が勝負です。
バランスが良いフィニッシュはあくまで結果ですが、
スイングの良否の最高の目安になりますからね。
素振りは誰でもバランス良くフィニッシュまで振りぬけますよね。
でも球があると殆どのアマは豹変して上手く振りぬけません。
球を叩く事を意識し過ぎて、球をトップから打ちに行ってしまうからですね。
素振りでも一応目標、目安が欲しいので「草打ち、枝打ち」がお勧めです。
アイアンが「地上草打ち」で、ドライバーは「空中草打ち」です。
特に1,000本にこだわる必要は全く無いんですが、
無駄の無いスイングなら1,000本振っても疲れないはずです。
脱力出来ても慣れないとさすがに手の皮がむけますので注意です。
地面から肩の高さまで満遍なく枝がある草が良いですね。
空中草打ちは長いドライバーが良いですね。
こんな感じです。

これで地上20cm位。

これで地上40~50cm位。

ここは100~130cm位ですね。

要領はいずれの高さでも、まずトップから脇を閉める様に
ひじを下ろし、体と上腕を一体化させます。
この時、両肘間隔を閉めてアドレスの時と同じ肘の位置に収めます。
次にシャフトを立てたまま=なるべくヘッドが上にあるまま、
グリップを最下点まで下ろし切ります。
特に左グリップは絶対に下げ切ること


下げ切らない限りヘッド上に維持できません。
左右のグリップのテコの応用でコックを維持することで、
ヘッドを下げないで、高く維持します。
50cm以上の高さになると右ひじを曲げて、右ひじの角度を小さくする事で
左グリップを下げ切ったまま、ヘッドの高さを120cm位まで
自在に維持できます。
要するに、この高さの違う草打ちの目的は、
コック=ライ角と右ひじ角度を調節、管理することでヘッドの高さ、
軌道を自在に管理することです。
この管理に慣れれば地面の砂打ちでも直線上を一定の深さで連続して
取れるようになります。バンカーが得意になりますよ。
ガードバンカーを怖がってばかりでは最善のコースマネージメントが
出来ませんよね。
この時点まで意識ではトップから肩を全く回していませんが、
実際はある程度回っています。腰はもっと回っていますよね。
これが腰と肩のねじれであり、上半身の捻転です。
これは腰を切って意識して作る物ではないですが、自然にそうなります。
インパクト以降に一気に体が「反転」するので角速度が最大になるのです。
我慢すればするほど角速度は上がる訳ですね。
なおかつ肩の回転=開き、を我慢するほどヘッドがその間に下りて来る
ので、振り遅れにならないのです。
肘がアドレスの位置に戻ってから体と肘が一体となって
本格的に反転する訳ですね。
確かに野球の投球のようにもちろん腕はしなやかに振ります。
そうしないと確かにH/Sは出ません。
しかし、ゴルフが投球と違うのは腕が体と完全に一体化して動く事です。
一体化はインパクトゾーンではもちろんのことですが、
フォローの振りぬきでも正面にあることが非常に重要になってきます。
アマの悩みの左肘が引けるの原因は、殆ど体の回転不足だからです。
フォローではインパクト前までとは一転して、今度は体の回転が遅れると
右腕の長さが足りなくなり、左肘が必ず詰まります。
インパクトまで止めて我慢していた体の回転を、
一気に開放しないと今度は逆にヘッドの動きに体の回転速度が
追いつかなくなるのです。
いつまでも体の回転を止めていてはいけないと言うことです。
徐々に説明しますが、この点でも肩は縦に回っていないと、
ヘッドに追いつかない。
肩が水平に回っていたら遠回り過ぎて遅くてダメなんです。
また、肩が水平に回る=左肩が開くですよね
肩が縦に回ればフォローで肩は開かないですよね。
もちろん縦過ぎても困りますが。
ここのところに気が付いてください。
おっと、話がどんどん行き過ぎてしまいました。
話を戻しますが、
この体の反転の時にヘッドが体の前にないと振り遅れになる訳です。
ただ、質問にもありましたが、上半身の捻転はあまり強く意識
しないほうが良いです。
上体の捻転は意識すると必ず意識が上に行き上体が力みますから。
あくまで主役は下半身で、右下半身の捻転が重要なのです。
左肩の入りは柔軟性の個人差があるので無理に入れる必要性は無い
と思います。もちろんヘッドとのタイムラグを考えると、
肩は90度入ったほうがより良いですが、伸び上がるのはまずいですね。
そして、水平回転で捻転を作ろうとすると、下半身が後ろに引ける
ので下半身に捻転が出来ないため、上体に捻転を作ろうとしてしまい
伸び上がり、オーバースイングになります。
テークバックは左肩をあごの下に縦回転で低く入れていかないと、
主役の下半身に捻転は決して出来ませんし、
そうしないと左右対称ですからフォローでは右肩が浮いてしまいます。
水平回転で右肩が浮くとビハインドザボールは100%不可能です。
なぜなら、右肩が頭を押し出すからです。
右肩はあごの真下を通過して、頭を下から追い越していくから
頭が右肩の後ろに残るのです。
分かれば全然簡単な理屈ですよね。
頭の横から追い抜くのは不可能でしょ
地面に対して水平回転していた人にとっては、縦回転だと
右肩がかなり低く回ると感じるでしょう。
今までの手首維持、右ひじ管理無視で伸ばしっ放しで振るなら、
当然ダフると思います。それは仕方が無いですよね
手首も、肘もほったらかしで狙ったところを打つなんて
そもそも無理な話なんです。
野球を見ていているとよく分かりますが、インコースの球を脇を閉めて
肘を曲げて、グリップエンドが体を擦る位近くに引き付けて、
体の回転でホームランにする打ち方をたまに見ますよね。
草打ちの要領は、あの打ち方に非常に近いですね。
100cmの高さの草打ちは、左グリップを下げ切って、
左肘は伸ばしたままですが、右ひじを引き付けて右ひじ角度を管理し、
シャフトを立てて、ヘッドを高く維持します。
この感覚、要領が分かれば、インパクトで右ひじが伸びているのか、
曲がっているのかという問題ではなことが分かると思います。
ライによって、球によって、打ちたい球筋によって、右ひじ角度も、
脇閉めでの体への引き付けも、両肘間隔も、手首もしっかり、
ケースバイケースで、自分の意志によって管理しているのです。
レンジで高価な球を打つ前に、砂に書いた直線をきれいに打てる、
同じ深さで打てる様にする方が遥かに時間的にも経済的にも合理的です。
どうやったら一定に直線を打てるか考えますよね
なぜ、打った砂の深さが毎回、毎回バラッ、バラなのか
100m位クラブで地面を耕してよーく打ち方を考えた方が早いですよ。
つづく




フォローはなんと言ってもフィニッシュまでの「振り抜き」が勝負です。
バランスが良いフィニッシュはあくまで結果ですが、
スイングの良否の最高の目安になりますからね。
素振りは誰でもバランス良くフィニッシュまで振りぬけますよね。
でも球があると殆どのアマは豹変して上手く振りぬけません。
球を叩く事を意識し過ぎて、球をトップから打ちに行ってしまうからですね。
素振りでも一応目標、目安が欲しいので「草打ち、枝打ち」がお勧めです。
アイアンが「地上草打ち」で、ドライバーは「空中草打ち」です。
特に1,000本にこだわる必要は全く無いんですが、
無駄の無いスイングなら1,000本振っても疲れないはずです。
脱力出来ても慣れないとさすがに手の皮がむけますので注意です。
地面から肩の高さまで満遍なく枝がある草が良いですね。
空中草打ちは長いドライバーが良いですね。
こんな感じです。

これで地上20cm位。

これで地上40~50cm位。

ここは100~130cm位ですね。

要領はいずれの高さでも、まずトップから脇を閉める様に
ひじを下ろし、体と上腕を一体化させます。
この時、両肘間隔を閉めてアドレスの時と同じ肘の位置に収めます。
次にシャフトを立てたまま=なるべくヘッドが上にあるまま、
グリップを最下点まで下ろし切ります。
特に左グリップは絶対に下げ切ること



下げ切らない限りヘッド上に維持できません。
左右のグリップのテコの応用でコックを維持することで、
ヘッドを下げないで、高く維持します。
50cm以上の高さになると右ひじを曲げて、右ひじの角度を小さくする事で
左グリップを下げ切ったまま、ヘッドの高さを120cm位まで
自在に維持できます。
要するに、この高さの違う草打ちの目的は、
コック=ライ角と右ひじ角度を調節、管理することでヘッドの高さ、
軌道を自在に管理することです。
この管理に慣れれば地面の砂打ちでも直線上を一定の深さで連続して
取れるようになります。バンカーが得意になりますよ。
ガードバンカーを怖がってばかりでは最善のコースマネージメントが
出来ませんよね。
この時点まで意識ではトップから肩を全く回していませんが、
実際はある程度回っています。腰はもっと回っていますよね。
これが腰と肩のねじれであり、上半身の捻転です。
これは腰を切って意識して作る物ではないですが、自然にそうなります。
インパクト以降に一気に体が「反転」するので角速度が最大になるのです。
我慢すればするほど角速度は上がる訳ですね。
なおかつ肩の回転=開き、を我慢するほどヘッドがその間に下りて来る
ので、振り遅れにならないのです。
肘がアドレスの位置に戻ってから体と肘が一体となって
本格的に反転する訳ですね。
確かに野球の投球のようにもちろん腕はしなやかに振ります。
そうしないと確かにH/Sは出ません。
しかし、ゴルフが投球と違うのは腕が体と完全に一体化して動く事です。
一体化はインパクトゾーンではもちろんのことですが、
フォローの振りぬきでも正面にあることが非常に重要になってきます。
アマの悩みの左肘が引けるの原因は、殆ど体の回転不足だからです。
フォローではインパクト前までとは一転して、今度は体の回転が遅れると
右腕の長さが足りなくなり、左肘が必ず詰まります。
インパクトまで止めて我慢していた体の回転を、
一気に開放しないと今度は逆にヘッドの動きに体の回転速度が
追いつかなくなるのです。
いつまでも体の回転を止めていてはいけないと言うことです。
徐々に説明しますが、この点でも肩は縦に回っていないと、
ヘッドに追いつかない。
肩が水平に回っていたら遠回り過ぎて遅くてダメなんです。
また、肩が水平に回る=左肩が開くですよね

肩が縦に回ればフォローで肩は開かないですよね。
もちろん縦過ぎても困りますが。
ここのところに気が付いてください。
おっと、話がどんどん行き過ぎてしまいました。
話を戻しますが、
この体の反転の時にヘッドが体の前にないと振り遅れになる訳です。
ただ、質問にもありましたが、上半身の捻転はあまり強く意識
しないほうが良いです。
上体の捻転は意識すると必ず意識が上に行き上体が力みますから。
あくまで主役は下半身で、右下半身の捻転が重要なのです。
左肩の入りは柔軟性の個人差があるので無理に入れる必要性は無い
と思います。もちろんヘッドとのタイムラグを考えると、
肩は90度入ったほうがより良いですが、伸び上がるのはまずいですね。
そして、水平回転で捻転を作ろうとすると、下半身が後ろに引ける
ので下半身に捻転が出来ないため、上体に捻転を作ろうとしてしまい
伸び上がり、オーバースイングになります。
テークバックは左肩をあごの下に縦回転で低く入れていかないと、
主役の下半身に捻転は決して出来ませんし、
そうしないと左右対称ですからフォローでは右肩が浮いてしまいます。
水平回転で右肩が浮くとビハインドザボールは100%不可能です。
なぜなら、右肩が頭を押し出すからです。
右肩はあごの真下を通過して、頭を下から追い越していくから
頭が右肩の後ろに残るのです。
分かれば全然簡単な理屈ですよね。
頭の横から追い抜くのは不可能でしょ

地面に対して水平回転していた人にとっては、縦回転だと
右肩がかなり低く回ると感じるでしょう。
今までの手首維持、右ひじ管理無視で伸ばしっ放しで振るなら、
当然ダフると思います。それは仕方が無いですよね

手首も、肘もほったらかしで狙ったところを打つなんて
そもそも無理な話なんです。
野球を見ていているとよく分かりますが、インコースの球を脇を閉めて
肘を曲げて、グリップエンドが体を擦る位近くに引き付けて、
体の回転でホームランにする打ち方をたまに見ますよね。
草打ちの要領は、あの打ち方に非常に近いですね。
100cmの高さの草打ちは、左グリップを下げ切って、
左肘は伸ばしたままですが、右ひじを引き付けて右ひじ角度を管理し、
シャフトを立てて、ヘッドを高く維持します。
この感覚、要領が分かれば、インパクトで右ひじが伸びているのか、
曲がっているのかという問題ではなことが分かると思います。
ライによって、球によって、打ちたい球筋によって、右ひじ角度も、
脇閉めでの体への引き付けも、両肘間隔も、手首もしっかり、
ケースバイケースで、自分の意志によって管理しているのです。
レンジで高価な球を打つ前に、砂に書いた直線をきれいに打てる、
同じ深さで打てる様にする方が遥かに時間的にも経済的にも合理的です。
どうやったら一定に直線を打てるか考えますよね

なぜ、打った砂の深さが毎回、毎回バラッ、バラなのか

100m位クラブで地面を耕してよーく打ち方を考えた方が早いですよ。
つづく
スポンサーサイト