腕で振ると右腕は伸び、体で振ると右肘を引きけられる




さてさてさーて、
腕で振ると力みで右腕は伸び、遠心力で右脇が開き、
グリップもヘッドもアウトに放り出されます。
アウトサイドイン軌道になり、さらに遠回りで振り遅れます。
再現性も全然無くなります。
一方、体で振ると容易に右肘を引きけられます。
右脇を締め、右肘を軽く曲げ、真下に最短距離の軌道で振れます。
それでやっとオンプレーンに乗せられます。
また、タメるほどそうしないと振り遅れてしまうので、
それができないと、腕で振るしかないですね。
90%以上のアマがキャスティング、フリップとスナップを使った
強制リリースにより腕と手首を使って振り遅れを解消しようとしますが、
絵にかいたような悪循環ですね。
どこかで断ち切らないと絶対に前進できません。
ここを断ち切ることは殆どのアマにとって技術上極めて困難なので、
レッスンプロは今のクラブにタメは必要ないとか安直に言いますが
全くの嘘八百です

スケートの回転時に広げた両腕を体に引きつけると
一気に回転速度が増します。
それと同じ現象ですね。
何とかして、リリース無しでも右肘を引きつけることで
振り遅れが解消できることがわからなければ
腕の完全脱力、体幹で振るということは理解できないかもしれません。
まずは目指すものが何なのか、その為に何をすべきか
理解しないと始まらないですよね。
体幹で切り返し、クラブはトップの位置に残す。
そこでまず大幅に振り遅れが発生します。
しかし、切り返し直後に 「間」 を作ります。
これは振り遅れたクラブがプレーン上に自然落下し、
落下が加速するまで待つ時間です。
この「間」があるからこそ振り遅れが若干解消し、
オンプレーンに乗ります。
そこから落ちてくるクラブを後ろから押して加速します。
腕で引っ張るイメージより、プレーン上を走るクラブを後ろから
プレーンを外れないようにダウン後半に適度に押すイメージです。
さらに右肘を引きつけて回転運動を加速し、最短距離で落とします。
これによりインパクトまでに振り遅れは完全に解消されるという仕組みです。
この間に能動的なリリースは全く必要ないことを実感できない限り、
手振りからは脱出はできないでしょう。
ここを乗り超えない限り、
俺達には明日はない・・・・・・・・・・ですよ。
古過ぎてギャグにもならない





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